ジャストウェブ

-ウェブ集客情報ブログ-

2013-01-26

tableレイアウトとSEO順位の関係は?

htmlタグイメージ

tableレイアウトでも検索1位のサイトを発見した。今回は、SEOとの関係について考察してみる。

検索1位のサイトとは?

今回発見したサイトはホームページ制作会社のサイトで、競合性の高いキーワードにおいて、2013年1月25日現在、検索1位に表示されている。このサイトの検索順位は最近1ヵ月間モニタリングしてきたが、常にトップ3圏内を維持している。(このサイトを発見したのが、1ヶ月前だったので、それ以前の順位は不明)

テーブルレイアウトはSEOに不利との意見が多いが、競合性の高いキーワードで検索1位が可能という事だ。

なぜ、1位を獲得できるのか?

検索順位はレイアウトのようなサイトの構造だけで決まる訳ではない。Googleアルゴリズム200要因は2009年の情報だが、パンダアップデート後の現在でも参考になる内容だ。これによると、Googleの検索順位を決定する200要因は、以下のように大きく14のカテゴリーに分類される。

  1. ドメインに関する要因
  2. サーバーに関する要因
  3. サイトの構造や仕組みに関する要因
  4. コンテンツに関する要因
  5. 内部リンクに関する要因
  6. サイト全体に関する要因
  7. 各ページに関する要因
  8. キーワードに関する要因
  9. 発リンクに関する要因
  10. 全体の被リンクに関する要因
  11. 個別の被リンクに関する要因
  12. 訪問者に関する要因
  13. ペナルティやフラグ等に関する要因
  14. その他の要因

サイトのレイアウトは、上記の14の大カテゴリのうち、「3.サイトの構造や仕組みに関する要因」に分類される訳だが、Googleアルゴリズムの1つの要因にすぎない。

テーブルを使っても競合性の高いキーワードで検索1を取れた理由は、サイトの構造や仕組みに関する要因では他のサイトより評価が低いかも知れないが、その他の要因が他のサイトより勝っているからと推測される。

例えば、質の高い外部リンクを多く獲得していたり、コンテンツの質が高いなどが考えられる。

問題はないのか?

テーブルはレイアウト目的で出来れば使わない方が良いだろう。その理由は以下だ。

  1. tableは表に使うタグであり、レイアウトの調整に使うためのタグではない。従って、tableでレイアウトを調整する事は、論理的なHTML構造ではない。論理的なHTML構造のサイトと比較すれば、SEOの評価は低い。
  2. サイト全体のレイアウト変更を行う場合、全てのページのhtmlファイルを書き換える必要がある。例えば、右サイドバーから左サイドバーに変更する場合、CSSで調整しているサイトなら、CSSファイルの書き換えだけで済む。一方、テーブルで調整しているサイトの場合には、全てのhtmlファイルの書き換えが必要になる。つまり、CSSで調整をしているサイトに比べてメンテナンス性が低い。

「テーブルを使ったレイアウトはSEOには影響しない。」との意見があるが、その根拠は、今回ご紹介したように検索1位のサイトが存在するからだろう。

しかし、私はそのようなサイトは、論理的なHTML構造とは言えないため、CSSで調整したサイトと比べれば、明らかにSEO評価は低いと考えている。

テーブルをレイアウトに使っても検索1位を獲得できるのは、サイトの構造に関するSEO評価は低くても、その他の要因である、外部リンクやコンテンツに関する評価が高い場合だ。

あえてテーブルを選択するよりも、CSSを使って、論理的なHTML構造にしておいた方が、総合的なSEO評価は高くなる。また、メンテナンス性も高い。

レイアウトはCSSで組む事をお勧めする。

この記事が役に立ったら共有をお願いします

無料ツール
【SEO診断チェックシート】
Google公式ガイドラインに沿った50項目

無料ツール『SEO診断チェックシート』

あなたのWEBサイトに問題がないかチェックしてみませんか?

このSEO診断チェックシートは、こんな人にオススメです。

  • 検索順位がなかなか上がらない
  • ある時から検索順位が下がった
  • アクセス数が伸び悩んでいる

このツールを使えば、Googleが公開している「検索エンジン最適化スターターズガイド」に沿った50項目でサイトを診断できます。

是非、貴社のWEBサイトの診断にご活用下さい。

無料ツールをダウンロード 

最新の記事情報の取得はこちら

「いいね!」ボタンを押すと、最新の記事情報がFacebookに届きます。

「フォローする」ボタンを押すと、最新の記事情報がTwitterに届きます。