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2013-01-21

2013年最新のSEOテクニック必須4項目

seoイメージ

昨年7月にパンダアップデートという検索エンジンのアップデートが日本でおも行われ、質の高いサイトが評価されるようになった。つまり最新のSEOでは、サイトの質が重要なテーマだ。そこで、サイトの質を高めるために何をすれば良いかという事を中心に、そのテクニックをご紹介する。

1.サイト構造を見直す

サイトやページの質というと、独自のコンテンツとか、ユーザーにとって価値のあるコンテンツなど、コンテンツをイメージされるだろう。確かにコンテンツが重要なのは間違いない。しかし、サイトやページの質を決める要素には、コンテンツだけではなく、ユーザビリティも含まれる。

例えば、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを掲載したページがあったとしても、トップページからそのページに容易に辿り着けないサイトをイメージしてみよう。そのようなサイトは、質の高いサイトと言えるだろうか?

今のSEOでは、質の高いコンテンツ作成が重要なテーマだが、その前段として、ユーザビリティの高いサイト構造を準備しておく事が必須だ。事実、私のクライアントで、サイト構造を見直しただけで、検索順位が100位圏外から30位代まで上がった。そのくらいサイト構造は重要なのだ。

サイト構造には、ディレクトリ構造・URL構造・リンク構造・HTML構造の4つの要素がある。それでは、この4つの要素をどうすれば良いかご紹介する。

ディレクトリ構造・URL構造

ディレクトリ構造で重要な事は、サイト内をカテゴリー毎のツリー構造にする事だ。例えば、家電製品を取り扱うサイトの場合を考えてみよう。テレビ・冷蔵庫・洗濯機などカテゴリーに分け、テレビのカテゴリーの中は、更に東芝・ソニーなどのメーカー別のカテゴリーに分けるといったイメージだ。カテゴリー別のツリー構造にする事で、ユーザーは目的のページに辿り着き易くなる。

もう一つのポイントは、ディレクトリ名とファイル名にキーワードを含める(URLにキーワードを含める)事だ。もちろん、カテゴリーやページの内容と無関係なキーワードではなく、関連するキーワードを使う。例えば、http://kaden.com/television/toshiba/regza-32j7.html のようなイメージだ。キーワードを含める事で、何についてのディレクトリやページなのかを検索エンジンに伝え易くなる。

リンク構造

リンク構造で重要な事は、ツリー構造に準じたリンク構造にする事だ。例えば、上の家電サイトの場合、トップページ→テレビ→東芝→レグザ32J7と、リンクしていく。つまり、トップページからは原則として、各カテゴリーのトップのみにリンクさせ、その下層ページにはリンクしない。

ツリー構造に準じたリンク構造にする事で、ユーザーが目的のページに辿り易くなる。

HTML構造

HTML構造で重要な事は、論理的な文書構造とする事だ。例えば、ページの見出しをpタグで作成してCSSで見た目を調整したとしよう。人の目には見出しに見えるが、検索エンジンには見出しだとは伝わらない。

このように、論理的な文書構造にしないと、ページの内容が検索エンジンに正確に伝わらなくなる。その結果、検索にヒットしにくくなる。

論理的なHTML文書構造にするために、HTMLタグとその使い方を正確に学ぼう。例えば、見出しにはhタグを使い、リストにはliタグを使う。また、h1タグより上にh2タグがあるのは論理的におかしいなど。

2.ユーザーにとって価値のある独自のコンテンツを作成する

Googleはパンダアップデートの日本語導入に際して、公式ブログで次のように明言している。

  • 他のサイトのコピーは検索順位が下がる
  • 独自のサイトの掲載順位はより適切に評価される

ユーザーにとってはもちろんの事、SEOの観点からも、独自のコンテンツ作成が重要だ。とは言え、独自のコンテンツ作成に苦戦している方も多いだろう。そこで、ユーザーにとって価値のある独自コンテンツを作成するコツをご紹介する。

提供方法を決める:サイト内ブログを設置

特に企業サイトの場合、ユーザーにとって価値のある独自コンテンツを作成するのは難しい。どうしても、商品の説明や料金に関するコンテンツになってしまうからだ。そんな時に便利なのが、ブログである。ブログで商品に関連する情報を発信すれば良いのだ。もちろん、商品の売り込みはタブーだ。あくまでユーザーのためになる情報だけを発信する。

ちなみに、このブログも、ホームページ制作会社のサイト内に設置されているブログである。ホームページ制作会社なので、サービス内容に関連するネット集客ノウハウをブログのテーマにしている。

テーマを決める:キーワードツールでユーザーの関心を調査

ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作るためには、ユーザーの関心事を知る必要がある。ユーザーの関心事はキーワードツールで、調査する事ができる。

例えば、キーワードツールで「SEO」と調べたところ、関連キーワードとして「SEO 2013」と出てきた。検索ボリュームもそこそこある。この事から、ユーザーは2013年のSEOの動向などに関心を寄せていると推測する事ができる。(だからこの記事を書いた)

内容を決める:競合サイトのコンテンツを調査

テーマが決まったら、次に競合サイトのコンテンツを調べよう。例えば、「SEO 2013」をテーマにしたのなら、そのキーワードでGoogle検索を行い上位10サイト程を確認し、どのようなコンテンツかを調べよう。そして、どんな情報が不足しているか、他にどんな情報があったらユーザーのためになるかという観点で調べれば、コンテンツの内容は自ずと決まってくる。

作成する:テキスト中心・一定量の文字数

さて、コンテンツ内容が決まったら、いよいよコンテンツの作成だ。ここでのポイントは2つ。1つ目のポイントはテキスト中心のコンテンツにする事だ。なぜなら、検索エンジンは画像に記載された文字は認識できないからだ。

2つ目のポイントは文字数だ。確かに検索エンジンは、文字数だけでコンテンツの質を判断している訳ではないし、例えば格言のように少ない文字数でも、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供する事はできる。しかし、経験的には文字数の多いコンテンツの方が検索順位が高い。競合サイトの文字数を目安にするのが良いだろう。ちなみに私はこのブログでは、2000文字以上を目安にしている。

上記の2つのポイントはSEOのテクニック的な話になってしまったが、本質的に重要なのは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作る事だ。その点は忘れないで欲しい。

定期的に追加する:更新頻度は高く

Googleが検索順位を決める要因の中の一つに、サイトの更新頻度がある。ここで言うサイトの更新とは、既存ページの更新だけではなく、新規ページの追加も含まれる。実際、新規ページの追加頻度を高めると、検索順位が上がった事が何度もある。

できれば、毎日新コンテンツを発信するのが理想だが、自分に適したペースで良いので定期的に新コンテンツを発信しよう。もちろん内容の薄いコンテンツの量産は意味がないのでご注意を。

3.SNSを活用してコンテンツを拡散する

SNSを活用するとは、具体的にはサイトやページにソーシャルボタン(「いいね」や「ツイート」などのボタン)を設置する事だ。コンテンツがユーザーにとって価値があった場合、ソーシャルボタンをクリックして拡散してくれるユーザーがいる。

ソーシャルボタンの設置は、コンテンツの拡散だけが目的ではない。SEOの観点からも大切だ。SNSが普及した現在、コンテンツがSNS上でどれだけ話題にされているかが、検索順位に影響するようになる可能性があるからだ。現時点では、Googleは未だソーシャルシグナルを重要因子とはしていないようだが、いつ検索順位に影響するようになるかは分からないので、今のうちから備えておこう。

これだけSNSが普及しているので、近い将来、ソーシャルシグナルは検索順位に大きく影響するようになると個人的には予測している。

4.ナチュラルリンクを獲得する

検索エンジンの能力は日々進化し、有料リンク、相互リンク、自作自演リンク、SEO業者が貼ったリンクは既に解析できると言われている。そして、これらのリンクは殆どSEO効果がなくなった。むしろ、スパムと判定される事さえある。

最新のSEOにおける外部リンク対策で有効なのは、ナチュラルリンクを獲得する以外に方法はない。ナチュラルリンクを獲得するためには、質の高いコンテンツを作成し、より多くのユーザーに見てもらう事だ。

より多くのユーザーに見てもらうために有効なのが、SNSでの拡散だ。ナチュラルリンク獲得のためにもソーシャルボタンは設置しておこう。

基本に立ち返ろう

過去にはテクニック的なSEOが有効な時期もあった。しかし、今は小手先のテクニックはほとんど通用しない。ユーザーにとって価値のある情報を提供する事、また、ユーザーが使い易いサイトにしておく事が大切だ。2013年はこの基本に立ち返り、とにかくユーザー目線のサイト運営をしていこう。

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