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2013-01-15

リンクSEO!検索順位をあげる6つの手順

リンクseoイメージ

SEOにおいてリンクが重要である事は今も変わらない。SEOmozが調査した最新のGoogle検索順位の決定要因では、リンクに関する要因が全体の42%を占めている。

そこで、今回はGoogleの検索順位に有効なリンクを増やす方法を紹介する。

google検索順位決定要因

Googleの見解は?

Googleはウェブマスターツールで、次のように述べています。

  • Google のアルゴリズムでは、自然なリンクと不自然なリンクを判別します。
  • 検索順位で有効なのは、自然なリンクのみです。
  • 不自然なリンク(例:相互リンク、自動リンク、有料リンク)は有効ではありません。

相互リンクや自動リンク集への登録は、お金を掛けずに手軽に行えるが、検索順位に大きな影響を与える方法ではない。また、SEO業者からのリンクを購入は危険を伴う

検索順位に有効なのは、ユーザーから自然に貼ってもらうリンクだ。

なぜ有効なのか?

関連性の高いコンテンツから貼られる

Googleはリンクの関連性を評価している。

例えば、ユーザーがブログの中でこの記事にリンクを貼る場合を考えてみよう。そのユーザーは、SEOに関するコンテンツの中で、この記事へのリンクを貼るだろう。

このように、自然なリンクは、関連性の高いコンテンツからリンクされる可能性が高い。

メインコンテンツ中で貼られる

Googleは、ページの主要テーマが何かを判断しており、そのため、主要テーマが記載されるメインコンテンツ部分を重視している。従って、メインコンテンツ中で貼られるリンクは他の部分で貼られるリンクに比べて評価が高い。

例えば、ユーザーがブログの中でこの記事を紹介する場合には、メインコンテンツの中でこの記事へのリンクを貼るだろう。

このように、自然なリンクは、メインコンテンツ中で貼られる可能性が高い。

テキストリンクで貼られる

Googleは、画像リンクよりもテキストリンクを高く評価している。また、テキスト中に含まれるキーワードとリンク先の関係性も評価している。

自然なリンクは、テキストリンクで貼られ、また、キーワードが含まれる可能性が高い。

自然なリンクを増やす6つの手順

1.サイト内に情報コンテンツ用のディレクトリを準備する

商用サイトのコンテンツは、大別して以下の2つに分かれる。

取引コンテンツ
商品の特徴、価格、お客様の声、販売実績など、コンバージョンへ結びつけるためのコンテンツ
情報コンテンツ
コンバージョンとは直接関係せず、あくまでもユーザーへの情報提供を目的としたコンテンツ

上記の2種類のコンテンツのうち、自然なリンクを得易いのは情報コンテンツだ。なぜなら、ユーザーは以下の2種類に大別されるからだ。

取引型ユーザー
商品の購入や資料請求など、具体的なアクションを起こす事を目的とするユーザー
情報収集型ユーザー
例えば、「facebook 使い方」「seo リンクを集める方法」など、知識の収集や、疑問・悩みを解決するための情報収集を目的とするユーザー

情報収集型ユーザーは、自分の疑問や悩みを解決する情報に出会うと、その情報を誰かに共有したいという心理になる。facebookやTwitterで、面白いニュースや、参考になったブログが自然と拡散されるはそのためだ。

情報コンテンツ用のディレクトリイメージ

自然なリンクを獲得するために、ユーザーが誰かに共有したいと思うような情報コンテンツを準備しよう。情報コンテンツは専用のディレクトリにまとめると良い。なぜなら、情報コンテンツを専用のディレクトリにまとめておけば、あるコンテンツを訪問したユーザーは、それに関連するコンテンツも閲覧してくれる可能性があるからだ。つまり、より多くのリンクを獲得できる可能性がある。

情報コンテンツ用のディレクトリを準備する一つの方法として、WordPressの導入をお勧めする。WordPressは無料で導入出来るし、操作に慣れれば、記事の投稿や管理が効率的に行えるからだ。また、WordPressには便利なプラグインが豊富で、後で説明するソーシャルボタンの追加もプラグインを使えば簡単に出来るからだ。

2.情報コンテンツのテーマを探す

情報コンテンツのテーマは、サイト全体のテーマと関連したテーマでなければならない。なぜなら、Googleはサイト全体のテーマの一貫性を一つの評価指標としているからだ。

また、情報コンテンツのテーマは、ユーザーの関心に沿ったものでなくてはならない。なぜなら、ユーザーの関心に沿ったテーマでなければ、検索されないし、リンクを獲得する事もできないからだ。

ユーザーの関心を知るために便利なのが、Googleキーワードツールだ。例えば、「SEO」と入力すると、下図のように、ユーザーが実際に使用している関連キーワードが一覧表示される。これらの関連キーワードの中から、情報検索型ユーザーが使っていると思われるキーワードを探せば良い。それが、情報コンテンツのテーマになる。

また、出来るだけ競合性が低く、月間検索ボリュームが多いキーワードを探そう。なぜなら、競合性が低ければ検索上位に表示され易いし、月間検索ボリュームが多ければ、より多くのユーザーに閲覧してもらえ、その分多くのリンクを獲得できる可能性があるからだ。

下の例で言えば、「google seo対策」「seo対策 リンク」「ブログ seo対策」などが該当する。これらを情報コンテンツのテーマとした場合、次のような記事が書けるだろう。

  • 「Googleに最適なSEO対策20項目」
  • 「SEO対策を強固にするリンク構築10の手順」
  • 「ブログの検索順位を劇的にあげるSEO対策5ヵ条」

gooleキーワードツールでseo対策と検索した画面

3.質の高い情報コンテンツを作成する

情報コンテンツのテーマが決まったら、いよいよコンテンツの作成だ。ここで大切な事は、ユーザーがリンクを貼りたくなるような質の高い情報にする事だ。

質の高い情報コンテンツを作成するためには、次の3つのポイントをおさえると良い。

  • 競合サイトを分析し、競合サイトと重複しない独自の内容にする
  • 信頼のおける情報源や専門知識、最新情報を活用し、説得力のある内容にする
  • デザインやレイアウトを工夫し、見易いページにする

4.ソーシャルボタンを設置し、ユーザーに拡散してもらう

質の高い情報コンテンツを作成したら、ソーシャルボタンを設置し、ユーザーに拡散してもらう。ソーシャルボタンを設置するメリットは次の3つだ。

  • 拡散されるとより多くのユーザーがコンテンツに集まる(リンク獲得の可能性が高まる)
  • 拡散の過程でリンクが貼られる可能性がある
  • 「ツイート」「いいね!」「ブックマーク」されるとSEO効果がある(ソーシャルシグナル)

ソーシャルボタンにはいくつか種類があるが、その特徴から以下の3つのボタンの設置は絶対お勧めだ。

ソーシャルボタン

「ツイート」ボタン
ユーザーが多くタイムリーに拡散される可能性がある
「いいね!」ボタン
ユーザーが多くタイムリーに拡散される可能性がある
「ブックマーク」ボタン
ブックマークしたユーザーが後でじっくりと記事を読んでくれる可能性がある

WordPressを使っている場合、「ShareBar」や「WP Social Bookmarking Light」などのプラグインを使えば、ソーシャルボタンをまとめて簡単に設置できる。

5.OGPを設定する

OGP(Open Graph Protocol)を設定すると「いいね!」ボタンを押してもらった時に、ニースフィードに表示される情報をコントロールする事ができる。

ogp設定した時のfacebookのニュースフィードの表示例

具体的には右図のように、画像・タイトル・ディスクリプションを指定できる。このようにニュースフィードに表示される情報を最適化する事で、クリックされやすくなる。結果として、アクセス数が増え、その分リンクを多く獲得できる可能性がある。

OGPは、headタグ内に記載するmeta情報だ。コンテンツを作成した都度、OGPを設定する必要がある。WordPressなら「Open Graph Pro」というプラグインを使えば、OGPの設定を簡単に行える。

6.情報コンテンツを定期的に追加する

情報コンテンツを定期的に追加しよう。リンクの獲得だけでなく、次のように様々な効果がうまれる。

  • サイト全体のコンテンツ量が増えるのでSEO効果がある
  • 情報コンテンツが増えれば、その分多くの自然なリンクを獲得できる
  • 情報コンテンツが増えれば、その分「いいね!」「ツイート」「ブックマーク」の数が増える(ソーシャルシグナルによるSEO効果/リンク獲得に繋がる)

手っ取り早い方法はない

自然なリンクを獲得するためには、ユーザーにとって価値のある情報を提供する以外に方法はない。今回紹介した情報コンテンツの作成には、時間も手間も必要になる。しかし、良質なコンテンツを定期的に発信し続ければ着実に自然なリンクは増えていく。

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